この恋のエンドロールが流れたの見ないふりして僕らは過ごす
(伊波真人「サービスルーム」より)
人生の終幕が訪れる時に何を想うのか。その時まで決して忘れないこと、
忘れたくないこと、忘れられないこと。
気鋭の書き手たちが短歌、小説、エッセイを自分の言葉で綴る珠玉のアンソロジー。
今を生きる女性たちの紡いだ文章が多くの共感を呼んだオムニバス
エッセイ集『でも、ふりかえれば甘ったるく』(#でもふり)男版。
今も世界のどこかであなたが呼吸をしているということを思い出します。
それで僕は明日も生きていくのだと思います。あなたを忘れている時間の方が多くても。
(すなば「席を立つとき」より)
CREDIT
- 著者 :
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伊波真人
まちゃひこ
大滝瓶太
伊藤佑弥
西川タイジ(PAPER PAPER)
三浦希
潮見惣右介
すなば - 装丁 :
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坂内拓
- 装画 :
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坂内拓
- プロデュース :
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西川タイジ(PAPER PAPER)
- ブックデザイン :
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近成カズキ(PAPER PAPER)