竹野染工は、江戸時代から和晒産業が盛んな大阪・堺市にある染工場。同工場は、2017年、OEMメーカーからの脱却、そして、染料を金型でのせて捺し染める「ロール捺染」という希少な技法を残したいという想いからファクトリーブランドを立ち上げることに至りました。伊藤総研株式会社は、商品開発、ネーミング、コピーライティングを担当。新商品として提案したのは、手ぬぐいを輪っかに縫った首の肌着「Oo(ワオ)」です。夏は熱中症予防として。冬はコートの襟元の汚れを防ぐアイテムとして、手ぬぐいのバージョンアップをめざしたプロダクトです。朝日新聞の連載『そばに置きたい』で掲載された際には、品切れになるほどの反響でした。