MENU

クリエイターのためのクレジット・データベース

MENU
CLOSE © COPYRIGHT BAUS, ALL RIGHTS RESERVED

「看板」を広義に捉え考察・探求するプロジェクト「超看板」、3年ぶりの開催

超看板 SIGNS & BEYOND Vol.2

2020年1月10日から19日まで、「看板」を広義に捉え考察・探求するプロジェクト「超看板」が、東京「村世界」にて開催されます。

本プロジェクト「超看板」は、建築家、デザイナー、アーティストなど、異なる分野で活動するコラボレーターと協働し、「看板=サイン」を既成概念にとらわれずに広義に捉え、そのあり方や可能性についてさまざまな角度から考察、探求するというもの。実に3年ぶりの開催となります。

 

期間中には、コラボレーターである札幌文化芸術交流センター [SCARTS] テクニカルディレクター・岩田拓朗、建築家・加藤正基、ネオンベンダー・山本祐一をコラボレーターによる新しいサインプロダクトのプロトタイプの展示が行われるほか、ゲスト&コラボレーターとのトークセッションも開催されます。

 

町の風景は時代とともにさまざまに変化していきます。建物や公園、植えられた、あるいは自生している木々や花などの植物やその町で生活する人々に加えて、看板もその表情の一部として存在しています。多くの看板は商業的な目的で置かれたものでありながら、時間の経過とともに、町のランドマークになったり、新しい役割を担うこともあります。また、グラフィティなどのストリートカルチャーもそうした一面を持つことがあります。
——プレスリリースより抜粋

 

本プロジェクト「超看板」は、看板だけでなく、同様の役割を担ったグラフィティやグラフィックデザインなども含め、「看板」を広義に捉え、公共空間におけるその役割や機能、可能性について考察し、その考察をもとに様々なコラボレーターと協働して新たな看板を製作する試みでもあります。

 

 

以前に開催された超看板 SIGNS & BEYONDvol.1のスタッフクレジットはこちら

 

 

コラボレーターそれぞれが興味のおもむくままに手を動かしながら思考し、できたかたちを分解し、もう一度組み立ててみる。もしくは、人の何気ないしぐさや日々の風景の小さな気づきと違和感にじっくりと向き合い、思いめぐらせてかたちをつくってゆく、その行ったり来たり留まったりのうちに、看板のもつ可能性を見出すことを試みていきます。

看板を取り巻く技術は時代によって変化し、手描きの職人の数は減少傾向に。その中には埋もれてしまっているユニークな技術がいくつもあるといいます。「超看板」は、そうした看板製作技術の新しい用途や転用を通じてその価値を見出す試みでもあります。

 

アメリカなどでは、職人の養成訓練や技術についてのディスカッションが盛んに行われているそう。本プロジェクト「超看板」を通じ、看板について考えてみてはいかがでしょうか。
こうした機会が、日本における議論の場やネットワークづくりのきっかけになっていくのかもしれません。

 


【イベント情報】

「超看板 SIGNS & BEYOND Vol.2」
会期:2020年1月10日(金)〜1月19日(日) 10:00〜19:00
会場:村世界(東京都渋谷区元代々木町22-7 1F)
観覧料:無料(トークイベント各回入場料¥1,000、要予約、定員30名)
企画制作:廣田碧(看板屋、グラフィックデザイナー)
コラボレーター:岩田拓朗(テクニカルディレクター) / 加藤正基(建築家) / 山本祐一(ネオンベンダー)
助成:一般財団法人おおさか創造千島財団

 

超看板トークセッション1
日時:2020年1月12日(日) 14:00〜16:00
ゲスト:岩田拓朗(テクニカルディレクター) / やんツー(メディアアーティスト) / 廣田碧(看板屋、グラフィックデザイナー)

超看板トークセッション2
日時:2020年1月19日(日) 14:00〜16:00
ゲスト:家成俊勝(建築家) / 大原大次郎(グラフィックデザイナー) / 廣田碧(看板屋、グラフィックデザイナー)

 

トークセッション各回共通:
入場料:¥1,000
定員:30名
申込:要予約
参加ご希望の方は、1お名前 2ご住所 3連絡先電話番号 4参加を希望される回 をご記入の上、メールにてお申し込みください。(ask@kantaro.jp)
※いただいた個人情報は、当イベントに関するご連絡等以外の目的には使用いたしません。

関連記事

  1. ママクリエイターのはなし。vol.03 振付家 ホナガヨウコ × CMディレクター 舟越響子

    READ MORE
  2. 映画と広告の理想形を探る。BRANDED SHORTS 2018秋の上映会&特別セミナー開催

    READ MORE
  3. デザインポリシーを言語化できてこそ、クリエイター。【後編】

    READ MORE